イラク首相が、国内からの米軍撤退を強調
9月 27, 2023 16:27 Asia/Tokyo
イラクのスーダーニー首相が、「わが国はもはや自国における米軍を含む国際有志連合軍の駐留を必要としない」と語りました。
ロシアのアラビア語チャンネル、ロシア・アルヤウムによりますと、スーダーニー首相は、「現在、テロ組織ISISは、もはやイラクにとっての脅威ではない。したがって、同組織と戦うために形成された有志連合軍の存在は不要となる」としました。
アメリカ占領軍は、2003年からイラクに駐留してきており、同国最大となるアサド基地を西部アンバール県に設置しました。
イラクの政府関係者や国民はこれまで再三にわたり、国会の議決に添った形での自国からの米軍撤退を強く求めています。