ガザ地区で飢餓が悪化し、病院が閉鎖
11月 06, 2023 20:31 Asia/Tokyo
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ガザ地区で飢餓が悪化し、病院が閉鎖
パレスチナ・ガザ地区の政府情報局が、シオニスト政権イスラエル軍の残虐な攻撃の継続による同地区での飢餓の悪化・食料枯渇に関して警告しました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、ガザ政府情報局は、「当地区は激しい飢餓に苦しんでおり、この地区の住民は一かけのパンを入手するために数時間も駆けずり回らねばならない」としています。
イスラエル軍の戦闘機はガザ地区内のパン屋のほか、水源、太陽光パネルも爆撃しています。
パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスも、「イスラエル軍は100以上の病院や医療機関を標的に攻撃しており、これらの攻撃によりガザ地区の北部から南部までに至る16の病院が閉鎖された」と表明しました。
ガザにあるパレスチナ保健省の発表によりますと、5日日曜夜のイスラエルの残虐なガザ攻撃により、これまでに少なくとも200人のパレスチナ人が殉教しました。
ガザにあるパレスチナ政府機関は、「ガザ地区で行方不明のパレスチナ人の数は2300人、殉教者数は9770人に達した」と発表しています。
ガザ政府が発表した報告書によりますと、シオニスト軍の攻撃により22万戸の住宅が被害を受けたほか、4万戸の住宅が完全に破壊されました。
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