サウジアラビアが、イエメンでクラスター弾を使用
2月 14, 2017 20:21 Asia/Tokyo
サウジアラビアの戦闘機が、イエメンの各州を禁止兵器によって爆撃しました。
イエメンのアルマシーラテレビによりますと、サウジアラビアは13日月曜、イエメン西部のフダイダ州を複数回爆撃し、多くの人的、物的被害を出しました。
サウジアラビアの戦闘機はまた、マーリブ州の町をクラスター弾で爆撃しました。
さらに、イエメン南西部タイズ州にある国連関連機関の幹部の自宅を爆撃し、これにより6人が死亡しました。
サウジアラビア軍はイエメン西部フダイダに石油製品を運んでいた5隻の輸送船の入港を妨げました。
サウジアラビアは2年前から、陸、空、海から大規模な封鎖を行い、イエメンに食料などの物資が入るのを妨害しています。
先月、国連のオブライエン人道問題担当事務次長は、「今年、イエメンに対して真剣な措置が講じられなければ、この国は大規模な飢餓に遭遇するだろう」と警告を発していました。
イラン国家安全保障最高評議会のシャムハーニー書記は、13日、テヘランでルクセンブルクの外務大臣と会談し、「EUがイエメン危機と人々の無慈悲な殺害の阻止に介入することは必須だ」と述べました。
サウジアラビアは、アメリカとイギリスの支援を受け、2015年3月から、イエメンのハーディ元大統領を権力に復帰させるため、イエメンの人々に対する攻撃を開始しました。