アメリカのシリア移送の武器がインターネット上で売却
2月 26, 2018 17:20 Asia/Tokyo
CNNが、シリアのテロリストに供与されたアメリカの武器がインターネット上で販売されていたことを暴露しました。
CNNは、アメリカがシリアのテロリストに送った武器が、現在、テロリストのインターネットサイトで売却されていることを明らかにしました。
この報告によりますと、アメリカは、これらの兵器を「中道派の反体制派」と主張する武装組織に送り、シリア政府と戦争させようとしていましたが、ほかのテロ組織の手に渡っていたということです。
アメリカが送ったM16自動小銃やロケットランチャー、防弾チョッキなどは、現在、インターネット上で売却されています。
CNNの調査によりますと、売却された銃のシリアル番号から、この銃はサウスカロライナ州のFN社で製造されたもので、アメリカ国防総省が、これらを2015年に、「中道派の反体制派」とする集団に送っていたことがわかっているということです。
世界の武器の移動を調査するイギリスの調査機関のコンフリクト・アーマメント・リサーチの最新の調査では、西側諸国や一部のペルシャ湾岸諸国、そしてトルコがシリアの武装勢力に送った武器の大部分は、最終的にテロ組織ISISの手に渡っていたとされています。