アメリカが、シリアでの軍事駐留の継続を主張
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シリア政府が、同国でのテロ組織ISISへの対抗を目的としたアメリカ主導の国際有志連合軍の解散を要請しているにもかかわらず、アメリカは依然としてシリアでの軍事駐留の継続を主張しています。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
3月 03, 2018 16:33 Asia/Tokyo
  • アメリカがシリアでの軍事駐留
    アメリカがシリアでの軍事駐留

シリア政府が、同国でのテロ組織ISISへの対抗を目的としたアメリカ主導の国際有志連合軍の解散を要請しているにもかかわらず、アメリカは依然としてシリアでの軍事駐留の継続を主張しています。

レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、アメリカ国務省報道官は、「アメリカ軍のシリア撤退の時期は、必要に応じて決定され、決まったスケジュールに基づくものではない」と語りました。

シリアの政府関係者は、同国でのアメリカ軍の駐留は違法であり、シリア政府との打ち合わせなしに行われているとしました。

アメリカ国務省報道官は、アメリカ軍のシリア駐留を正当化するとともに、「アメリカはシリアでの安全と安定の確立、そして同国の国民の苦痛や困難の収束を求めている」と述べています。

アメリカ主導の有志連合軍により、これまでにシリアの東部デリゾールや北部アレッポ及びラッカの各州において、多数のシリア市民が死亡しています。