シリア北東部ハサカ近郊で、有志連合軍の攻撃により民間人8名が死亡
6月 02, 2018 20:08 Asia/Tokyo
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アメリカ戦闘機
シリア北東部ハサカ南部近郊で、アメリカ主導の対ISIS有志連合軍の攻撃により、民間人8名が死亡しました。
シリア国営サナ通信によりますと、ハサカ南部近郊への有志連合軍の戦闘機の攻撃で、民間人複数名が負傷しています。
1日金曜にも、シリア東部デリゾールに対するアメリカ軍の戦闘機の攻撃で、8名が死亡しました。
こうした中、有志連合軍合同本部は1日、報告の中で2014年から現在までに、シリアとイラクに対する攻撃で民間人900人を殺害したことを認めています。
また、独立筋は、「シリアとイラクに対する有志連合軍の攻撃による犠牲者の数は、アメリカが発表した数よりもはるかに多い」としています。
アメリカとその同盟国は、2014年からテロ組織ISISとの戦いを口実に、国連の枠組み外で、またシリア政府との打ち合わせなしに有志連合軍を結成し、これまでにシリアとイラクで多数の民間人を殺害しています。
シリアは、これまでに何度も国連と安保理に宛てた書簡において、アメリカ主導のこの連合軍の戦闘機によるシリアへの違法な攻撃を非難しています。
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