サウジアラビアの株価指数が下落
10月 24, 2018 15:31 Asia/Tokyo
サウジアラビアの体制批判的なジャーナリスト、カショギ氏殺害事件の詳細について、トルコのエルドアン大統領が演説を行った後、サウジアラビアの株価指数が下落しました。
エルドアン大統領は、23日火曜、カショギ氏の殺害事件について説明する中で、カショギ氏が失踪した日、15人のサウジアラビアの関係者がトルコ・イスタンブールに入ったとして、「カショギ氏の殺害は事前に計画されていた」と語りました。
イルナー通信によりますと、23日、サウジアラビアの株価指数は、この演説の数分後、1.5%以上下落し、57以上の銘柄の株価も下落しました。
サウジアラビアの株価指数の下落に伴い、これまでおよそ7200万ドルの損失が出ています。
サウジアラビアがカショギ氏の殺害事件に関与したと伝えられたときから、株価指数の下落が始まりました。
また、今後も株価指数は下落することが予想されています。
カショギ氏は今月2日、イスタンブールのサウジアラビア総領事館に入った後、行方不明となりました。
サウジアラビア政府は、18日間沈黙し、殺害事件を否定し続けた後、ついに国際社会の圧力により、20日土曜未明、カショギ氏がサウジアラビア総領事館内で殺害されたことを認めました。
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