ＢＢＣ、「サウジ政府が反体制派排除を目的に５０人によるチームを結成」

イギリスＢＢＣが、「サウジアラビアの政府関係者は、今年の夏に反体制派の排除を目的とした、５０人規模のチームを結成していた」と報じました。

イルナー通信によりますと、サウジアラビアのある情報筋は７日日曜、ＢＢＣアラビア語放送の取材に対し、「サウジ政府によって反体制派を排除するため、これまでに国内やヨーロッパで一連の作戦を実施されている」とし、「反体制派ジャーナリストのカショギ氏の殺害は、サウジアラビアのムハンマド皇太子の側近が実施した初の例ではない」としています。

カショギ氏は先月２日、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア総領事館に入ったまま行方不明となりました。

サウジアラビア政府は先月１９日、１８日間にわたる沈黙と事件への関与の否定を続けた後、遂に国際社会の圧力に押され、カショギ氏が同領事館内で殺害されたことを認めました。

カショギ氏は、サウジアラビア政府による訴追・逮捕の対象者リストに掲載されており、逮捕への恐れから国外で暮らしていました。

ＢＢＣはまた、新情報としてサウジアラビアのある反体制派の人物がカショギ氏の殺害の１年前に、抑留中に死亡したことを明らかにしています。

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