国連が、イエメンでの停戦遵守を要請
国連が、イエメンでの停戦遵守を要請しました。
ロイター通信によりますと、国連は30日日曜、声明を発表し、イエメンのシーア派組織アンサーロッラー(フーシ派)が、同国西部のフダイダ退去を喜ばしいものだとし、紛争中のイエメンの各勢力に対し、スウェーデン・ストックホルムで成立した停戦を守るよう求めました。
アンサーロッラーは29日土曜、イエメン国民に人道支援物資を届ける拠点・フダイダ港湾からの撤退プロセスを開始したことを明らかにしました。
また、「市の管理・管轄は、地元のイエメン沿岸巡回部隊に委譲された」と表明しました。
イエメンの各勢力は今月6日から13日にかけて、国連の監視のもとストックホルム郊外で開かれた和平交渉において、停戦に合意しました。
この和平交渉を受け、イエメンでは今月18日午前0時をもって停戦に入っています。
サウジアラビアは、アメリカやアラブ首長国連邦など、複数の国の支援を得て、2015年3月からイエメンを攻撃し、全面的に封鎖してきました。
この戦争で、これまでにイエメンでは1万4000人以上が死亡、数万人が負傷、数百万人が住む家を失っており、さらに食料や医薬品の深刻な不足の事態が生じています。
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