シリア西部ラタキアの90%が、テロリストから解放
4月 02, 2016 22:23 Asia/Tokyo
ファールス通信によりますと、シリア西部ラタキア北部で、1日金曜未明、シリア政府軍とレバノンのシーア派組織ヒズボッラーの拠点に対するテロ組織ヌスラ戦線のテロ攻撃が失敗に終わりました。 シリアの情報筋によりますと、この地域の90%で、テロリストが掃討されているということです。
この報告によりますと、完全な出動態勢を整えているレバノンのシーア派組織ヒズボッラーとシリアの政府軍は、ラタキア北部に対するヌスラ戦線のテロ攻撃が開始されたと同時に、テロリストを狙いました。
数時間に及んだこの衝突で、ヌスラ戦線のテロリスト数十名が死亡しています。
また、ファールス通信記者の報告によりますと、シリア軍とヒズボッラーの抵抗により、ヌスラ戦線のメンバーは最終的に成功することなくラタキア北部からの撤退を余儀なくされているということです。
現地筋は、ファールス通信の取材に対し、ラタキア州東部地域はシリア軍に制圧されており、平穏な状態にあるとしました。
この現地筋はまた、ラタキア州の90%以上からテロリストが掃討されており、近い将来、この州内でまだテロリストに占領されている残りのわずかの地域の解放作戦が始まるとしています。
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