イエメン攻撃で、アメリカの爆弾が使用
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国際人権団体が、イエメンへの空爆にアメリカの爆弾が使用されていると報告しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 07, 2016 20:27 Asia/Tokyo
  • イエメン攻撃で、アメリカの爆弾が使用

国際人権団体が、イエメンへの空爆にアメリカの爆弾が使用されていると報告しました。

ニューヨークタイムズが6日水曜伝えたところによりますと、ヒューマンライツウォッチは、報告の中で、サウジアラビア主導の連合が先月のイエメンの市場への攻撃で、アメリカが供与した爆弾を使用したとしました。この攻撃で、子供25人を含む少なくとも民間人97人が死亡しました。

ヒューマンライツウォッチは、さらに、「この機関の専門家は3月28日にイエメンの爆撃された市場を視察した際に、明らかにアメリカ製の爆弾MK84と見られる破片を見つけた」と報告しています。

さらに、イギリスのITVの記者が見つけたこの他の爆弾の破片の写真を検証し、2つ目の爆弾はMK84だったという結論に達しました。調査団は、「爆弾の大きさは爆発現場の写真を検証した後に明らかになった」としました。

これらの空爆は、イエメンの1年に及ぶ戦争の中でサウジアラビアの連合が行った最大の爆撃となっています。多数の死者数と爆発で命を落とした子供の写真の公開は、国際社会の怒りを引き起こし、これに関する調査を要請する声が上がりました。

サウジアラビアが主導する侵略連合の戦闘機は今もイエメン各地を攻撃しています。

サウジアラビアは、一部のアラブ諸国と連帯し、アメリカの支持を得て、2015年3月26日からイエメンに対する大規模な攻撃を開始し、イエメンのハーディ元大統領の復権を目指しています。この攻撃によりこれまで、女性や子供を含むイエメン人数千人が死亡、数万人が難民となり、インフラや医療・サービス施設の80%が破壊されています。