サウジ皇太子が、同国の反体制派記者の殺害を自白
9月 26, 2019 20:05 Asia/Tokyo
サウジアラビアのムハンマド皇太子が、昨年、在トルコ・サウジアラビア領事館でのサウジ反体制派ジャーナリスト・カショギ氏の殺害が、自らの監視下で実施されたことを初めて認めました。
ムハンマド皇太子は、アメリカの公共テレビPBSのインタビューで、昨年発生したサウジ人因子らによるジャマール・カショギ氏殺害の責任を認める発言をしています。
「ムハンマド皇太子」と題したPBSのドキュメンタリーは、同皇太子のこの発言が収録されており、来月1日、カショギ氏殺害1周年を前に放映される予定です。
カショギ氏殺害報告を作成した国連のアニェス・カラマール特別報告者は最近、カショギ氏殺害にムハンマド皇太子をはじめとするサウジアラビアの政府高官が関与していたことを裏付ける有効な証拠を入手したことを明らかにしました。
カショギ氏は昨年10月、トルコ・イスタンブールにあるサウジアラビア領事館に入った後、行方不明となりました。
サウジアラビア政府は、この事件に関して沈黙や否認を一定期間続けた後、国際社会の圧力を受け、最終的に、カショギ氏が同国領事館内で殺害された事実を認めました。
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