イランによる米軍基地へのミサイル攻撃
イラク・米軍基地のレーダーシステムがイランのミサイル攻撃で全壊
1月 09, 2020 18:47 Asia/Tokyo
イラクのある情報筋が、イラク西部アンバール州にある米軍のアサド軍事基地のレーダーシステムがイランのミサイル攻撃により全壊したとしています。
IRIBの報道によりますと、この情報筋は、「イランが同基地に対しミサイル攻撃を行った同日、同地区の対空防衛システムがミサイルの探知・捕捉機能を失っていたため、基地の重要な場所が標的にされた」としました。
また、あるシオニスト系の記者は8日水曜、ツイッター上で、「イランの8日未明のミサイル攻撃で負傷した224人の米軍兵士は航空機によって、イスラエル・テルアビブの病院に搬送され手当てを受けている」としています。
米軍によるイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊ソレイマーニー司令官の暗殺事件を受け、同防衛隊は8日未明、イラクのアンバール州やクルド自治区のアルビールにある米軍基地を数十発のミサイルで攻撃しました。
革命防衛隊の消息筋は、今回のミサイル攻撃で米軍兵士少なくとも80人が死亡、ほか200人が負傷したとしています。
ソレイマーニー司令官は3日未明、イラク政府の正式な招きで同国を訪問中にイラクの民兵組織ハシャド・アルシャビのアル・ムハンディス副司令官らとともに、バグダッド空港付近で米テロリスト軍の空爆により殉教しました。
ソレイマーニー司令官は、西アジアでのタクフィール派やISISなどのテロ組織との戦いで優れた功績を残した人物です。
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