イラク駐留スペイン軍が人員削減
1月 10, 2020 05:30 Asia/Tokyo
西アジアにおける米国の犯罪行為と情勢緊迫化を受けて、スペインが治安への不安を理由にイラクに駐留する自国軍の一部をクウェートへ移動させることを発表しました。
英デイリーポストが9日木曜に報じた記事によりますと、米国によるソレイマーニー司令官暗殺と同司令官の殉教を受けて発生した地域の危機的状況に、スペインのカルメン・カルボ副首相は、「危機を目前にしている兵士たちはクウェートへ向かっている。イラクに残るのは少数の人員だけだ」としました。
イランが米国に厳しい報復をすると強調し、8日水曜未明にその一部が実行されたことを受け、スロベニア、リトアニア、クロアチアの各国はイラクから自国軍を撤退させると表明しました。
イラク議会は今月5日、米軍が卑劣なテロを仕掛けイランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊のソレイマーニー司令官とイラク民兵組織のアブーマハディ・アルムハンディス副司令官が3日に殉教したことを受けて、すべての外国軍のイラク撤退を求める決議案を採択しました。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj