イエメン戦争
サウジ主導アラブ連合軍によるイエメン攻撃で、5年間に4万2000人以上が死傷
3月 26, 2020 17:35 Asia/Tokyo
ある人権センターが、サウジアラビア主導のアラブ連合軍によるイエメンへの侵略と攻撃で、過去5年間の死傷者が4万2000人以上にのぼると報告しました。
ファールス通信が25日水曜報じたところによりますと、人権センター・アイノルインサーニーヤは、「サウジ主導アラブ連合軍とイエメンとの戦闘により、この5年間で1万6618人が亡くなった。そのうち子供は3725人、女性は2357人だった」と報告しました。
また、5年間の負傷者数については、子供3942人、女性2721人を含む2万5964人としています。
この記事によりますと、倒壊もしくは損傷したイエメンのインフラ施設は5年間で8610か所に達し、空港15か所、港湾16か所、発電所297か所、通信拠点520か所が、これまでにサウジ主導アラブ連合軍の攻撃を受けています。
アメリカの支持を受けたサウジアラビアは、アラブ首長国連邦の他数か国と共に2015年3月からイエメンへの軍事攻撃を開始し、同国を全面的に封鎖しています。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj