スイス・ジュネーブでシリア和平協議の新ラウンドがスタート
4月 14, 2016 21:52 Asia/Tokyo
スイスのジュネーブで、シリア和平協議の新ラウンドがスタートしました。
ロイター通信によりますと、13日水曜夕方、シリア和平協議の新ラウンドが始まり、国連のデミストゥラ・シリア特使は、シリア反体制派協議団の最高委員会のメンバーとジュネーブで会談しました。
デミストゥラ特使は、「シリアの政権移行プロセスの確立が、ジュネーブの協議の目的だ」と語りました。
この報告によりますと、シリアの政府代表団は、間接的に和平協議に出席するため、15日金曜にジュネーブ入りする予定です。
前回の和平協議は、3月24日、アサド大統領の退陣と政権移行の必要性に関して合意に至ることなく終了しました。
こうした中、ジュネーブのシリア和平協議の開催と同時に、13日、シリアで議会選挙が実施されました。
この選挙では、独立系や野党を含むさまざまな政治グループのおよそ3500人が立候補し、250議席を巡って争いました。
シリア危機が始まってから5年以上が経過する中、シリアの議会選挙は多くの国民に支持され、この選挙への多数の国民の参加は、彼らがシリア危機の解決、戦争と政治の分野での勝利を望んでいることを物語っています。
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