イラク議会、「米はISISのメンバーに対し大規模な武器支援」
May 17, 2020 16:35 Asia/Tokyo
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ISISのメンバー
イラク議会・国家安全保障防衛委員会は、ISISの勢力のイラク・シリアへの再入国の下地を整えるため、米がこの組織に対し大規模な武器支援を行っていることを明らかにしました。
イラクのテレビ・アルアトジャによりますと、イラク議会・国家安全保障防衛委員会は声明を出し、このことを明らかにするとともに、ISISのメンバー数百人がイラクやシリアの領内に入ろうとしている、と強調しました。
この声明によれば、アメリカ軍はISISの勢力に対し大規模な武器支援を行い、彼らのイラクやシリアへの入国の下地を作ろうとしています。
同委員会のアルレカービー委員は、「アラブ系やアラブではないISISのメンバー数百人がイラク西部の砂漠地帯に入り、米軍から最新鋭の兵器を供与されている」と述べています。
こうした中、今年6月にイラクとアメリカは、イラクからの米軍撤退を巡り協議を行うことになっています。
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