サウジ連合軍の戦闘機がイエメン各地を空爆
(last modified Thu, 28 May 2020 08:24:35 GMT )
May 28, 2020 17:24 Asia/Tokyo
  • サウジ連合軍の戦闘機によるイエメンの空爆
    サウジ連合軍の戦闘機によるイエメンの空爆

サウジアラビア主導アラブ連合軍の戦闘機が、イエメン中部、北部、北西部の複数の地域を空爆しました。

28日木曜、イエメンのアルマシーラ・テレビが報じたところによりますと、サウジアラビア主導アラブ連合軍の戦闘機は、イエメン中部のマアリブ県、北部のジャウフ、サアダ各県、北西部のハッジャ県を、この数時間で47回にわたり空爆しました。

この報道では、これらの攻撃により同国の施設やインフラが損害を受けたとしています。また、同軍による西部フダイダ県ハイス(Hays)への攻撃で、民間人1名が亡くなっています。

サウジアラビアは、米国、アラブ首長国連邦や他の数カ国の支持を得て2015年3月からイエメンへの侵攻を開始し、現在も同国を全面封鎖しています。

サウジ主導アラブ連合軍の攻撃により、イエメンではこれまでに1万6000人が死亡、数万人が負傷、数百万人が住む家を失って難民となっています。アラブ最貧国の同国はこれに加え、食糧品や医薬品の深刻な不足にも直面しています。

サウジアラビアとその同盟国は、イエメンの人々の抵抗により、同国における傀儡政権の復権という自らの目的をいまだ達成できていません。

 

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