サウジの対外債務が375%増加
6月 22, 2020 20:00 Asia/Tokyo
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ムハンマド皇太子
世界銀行のデータから、サウジアラビアの対外債務がムハンマド皇太子の就任以来大幅に増加したことが判明しました。
IRIB通信によりますと、世界銀行の公式統計では、サウジアラビアの対外債務額は、ムハンマド皇太子の就任後に1830億ドル超過というワースト記録を更新したことが明らかになっています。
この統計によれば、過去3年間のサウジの対外債務額は昨年末までにおよそ375%増えており、この数字は今年、さらに54%以上増加すると予測されています。
注目すべき点は、この数字が世界経済に影響を及ぼした新型コロナウイルスが蔓延する今年3月より前、また、その影響による原油価格が急落する以前の債務を対象にしていることです。
サウジアラビアのアブドラ国王は2017年、当時のムハンマド・ビン・ナエフ皇太子を解任し、その後任に息子のムハンマド・ビン・サルマン氏を据えています。
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