欧州5カ国が、イスラエルの入植地拡大に非難声明
10月 17, 2020 04:27 Asia/Tokyo
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イスラエルによる入植地建設
ヨーロッパ5カ国が共同声明を発表し、その中でシオニスト政権イスラエルによる入植地建設を非難し、即時の停止を求めました。
イスラエルはアメリカの支持を得て、複数の国連決議に反する形で、シオニスト入植地の建設を続行しています。
シオニスト筋は今月14日、パレスチナ・ヨルダン川西岸でのシオニスト用住宅新設許可が出されたことを明らかにしました。
カタールの衛星テレビ局アルジャジーラのインターネットサイトが報じたところによりますと、英独仏に加えてイタリアとスペインが共同声明を発表し、「入植地建設の新ラウンドは、法律違反であるとともに2国家共存政策への脅威となる」と表明しました。
これら5カ国は、イスラエルの行動を「極めて非建設的」かつ「国際法への違反」だとしています。
この声明ではさらに、パレスチナ人の民家の破壊をただちに停止するよう強調しています。
これ以前に、ボレルEU外務・安全保障政策上級代表が、ヨルダン川西岸でのイスラエルによる入植地建設の停止を要請していました。
国連のニコライ・ムラデノフ中東和平プロセス特別調整官も今月15日、イスラエル政府によるヨルダン川西岸での4000戸以上のシオニスト用住宅新設計画に言及し、「パレスチナ領でのイスラエルの入植地建設は、国際法に反する」と述べています。
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