イエメン関係者が、食糧・医薬品・燃料入手は無条件の権利と強調
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イエメン救国政府協議団のアブドルサラーム報道官が、「食糧・医薬品・燃料の同国内への搬入はイエメンの人々の無条件の権利である」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
6月 02, 2021 16:46 Asia/Tokyo
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イエメン救国政府協議団のアブドルサラーム報道官が、「食糧・医薬品・燃料の同国内への搬入はイエメンの人々の無条件の権利である」と強調しました。

ファールス通信によりますと、イエメン救国政府協議団長を勤める同国シーア派組織・アンサーロッラーのアブドルサラーム報道官は1日火曜、自身のツイッターにおいて、「食糧・医薬品・石油製品の同国内への搬入は、どのような状況にあってもイエメンの人々が持つ無条件の権利である。相手側は、人々が持つ明白な権利を与えることで優位に立とうとすべきではない」としました。

イエメン石油会社の広報担当者 Essam Al-Mutawakkil氏もまた同時に、イエメンのアルマシーラ・テレビに対し、「サウジアラビア主導アラブ連合軍は依然として、石油積載船5隻と液化ガス積載船1隻をイエメン沿岸付近で拿捕し、その接岸を妨げている」と述べました。

続けて、「もしこれらの船舶全てが今すぐ解放されるとしても、2週間分の供給必要量が満たされるだけだ」と指摘しました。

そして、「今年の始めから現在までの間に、ガソリン積載船は一隻も接岸を許可されていない」としました。

サウジアラビアは、2015年3月からイエメンへの軍事攻撃を始めて同国を全面的に封鎖し、あらゆる人道支援物資の搬入を妨げています。

 

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