シリア北部でトルコが軍事作戦開始
シリアの反体制派が、同国北部でトルコの軍事作戦が2日火曜から開始されることを明らかにしました。
トルコ国会は今月26日、トルコ政府軍によるシリアおよびイラクでの駐留をさらに2年延長することに合意しました。
トルコ関係者の1人はさらに、YPGクルド人民防衛隊が主体となっているSDFシリア民主軍の動きを無効化するため、空爆を行う部隊やミサイル・大砲に加えて、4万人の兵力がシリアとの全国境に投入されると語っています。
トルコのエルドアン大統領は、バイデン米大統領と会談した際、「YPGやPKKクルド労働者党、PYDクルド民主統一党などのテロ組織に対し、トルコは国境を越えて作戦を行う用意がある」と述べていました。
一方、シリア外務省は30日土曜夜に発表した声明で、同国やイラクへ軍を派遣するというトルコ国会の決定を非難しました。
また、「トルコ大統領の政策は、シリア領土への軍事攻撃を継続させることから、地域や世界の安全・平和を直接的に脅かすものである」としました。
続けて、「国際法や国連憲章に基づけば、独立性を守る権利、領土保全、国家主権、行動的措置の実施がシリアに認められており、わが国はトルコの占領に対抗し自国領土の解放ができる」と強調しました。
そして、国際社会に対し、トルコ軍を戦争犯罪やシリア領土占領において問責して、シリアの民間人やインフラ、さらに天然資源や歴史的資源に彼らの行為が与えた結果としての損害を、同軍に引き受けるさせるよう求めました。
トルコは、PKK因子との戦いを口実に、イラク北部やシリアで両国の領土保全を何年もわたり脅かしています。イラク・シリア関係者らは、トルコのこの行為を占領と見なしています。
PKKは、トルコ、アメリカ、EUなどからテロ組織に認定されており、トルコ政府とは35年前から武力対立状態にあります。
ラジオ日本語のユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://twitter.com/parstodayj