イラク政治組織幹部が、米による政治・軍要人のテロについて警告
11月 14, 2021 15:51 Asia/Tokyo
イラクの政治組織「ファタハ連合」のメンバー、ムハンマド・アルバルダウィ氏が、アメリカによるイラクの政治および軍の要人を狙ったテロについて警告しました。
イラクのニュースサイト「アルマアルーマ」が13日土曜、報じたところによりますと、同氏は演説で、カディミ・イラク首相宅を狙った攻撃に関する真実を公開するのにイラク政府が時間稼ぎしていることに驚いていると述べました。
同氏はこの攻撃について、テロ組織ISISとの戦いにおける祖国への忠誠心が証明された一部勢力に対し、イラク政府が容疑をかけていることについて、「(首都バグダッドの)グリーンゾーン上空は、米軍の防空システムCーRAMで保護されており、米軍機が常にイラク上空を飛行している。したがって、カディミ首相宅攻撃の容疑者は米軍以外にない」と述べました。
また、「米軍はあらゆる軍・政治関係者を把握しており、米軍がそのような人物をテロの標的にし、イラク国内勢力を犯人に仕立て上げる可能性は十分ある」と語りました。
今月7日、イラク首都バグダッドのグリーンゾーンにあるカディミ首相の自宅が、爆弾を搭載した無人機により攻撃されました。
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