聖地とヨルダン川西岸でのパレスチナ人デモが弾圧される
2月 19, 2022 20:41 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエル軍が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムおよびヨルダン川西岸で行われたパレスチナ人によるデモを弾圧しました。
聖地内にあるシェイフ・ジャッラーフ地区はこの数日、シオニスト政権イスラエル軍や入植地住民により数々の攻撃を受けて混乱した状況にありますが、18日金曜午後、地区内で占領に反対するデモが実施されました。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、シオニスト政権軍はシェイフ・ジャッラーフ地区およびヨルダン川西岸でデモに参加したパレスチナの人々に対し攻撃を行い、少なくとも150人を負傷させました。
パレスチナ赤新月社は、ヨルダン川西岸のビーター市でプラスチック弾の発射により76人、催涙ガスの影響により75人、さらにガス弾を直接被弾したことにより数人が負傷したと発表しました。
聖地内の活動家であるアフマド・ハリーファ氏は、「イスラエルは聖地をユダヤ化しようと企んでおり、シェイフ・ジャッラーフ地区を占有することで、アクサーモスクの最も主要な門のひとつを閉鎖しようと考えている」と述べています。
シェイフ・ジャッラーフ地区は、聖地東部に位置していますが、1967年以降、シオニスト政権により聖地の人口比率改変とイスラム的特色排除の標的にされ続けています。