シオニストがアクサーモスクを襲撃、パレスチナ人17人が負傷
4月 17, 2022 18:08 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエル軍と入植者ら数百名が、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムにあるアクサーモスクを襲撃し、この衝突の中でパレスチナ人17人が負傷しました。
国際通信イランプレスによりますと、イスラエル軍はシオニスト入植者らとともに17日日曜、アクサーモスクに侵入し、入植者の一部がイスラエル軍の後方支援のもと、モスク内で足を踏み鳴らし踊るという行為に出ました。
この行動は、イスラム教徒から見て聖なる場所に対する侮辱行為とみなされます。
パレスチナ人側は入植者らのこの行動に反発し、入植者らを乗せたバスがモスクを出た後、このバスに向かって投石し、これにより入植者5名が負傷しました。
こうした中、パレスチナ人らはアクサーモスクの境内でイスラエル軍と衝突し、これにより現在までにパレスチナ人17人が負傷しています。
15日金曜に行われた、シオニスト政権軍によるアクサーモスクと礼拝者への襲撃では、300人以上が負傷し、その一部は重体だと伝えられています。
パレスチナの抵抗組織の1つであるパレスチナ・イスラム聖戦運動は、アクサーモスクに対するシオニストの襲撃に反応し、声明の中で、「シオニストの軍や入植者によるアクサーモスクへの襲撃は、パレスチナ人とシオニスト占領軍の間の全面的な対立へと発展するだろう」と強調しました。
なお、シオニスト軍のパレスチナ人礼拝者に対する今月15日の攻撃は、国際的な批判にも直面しています。