過去6年間でメキシコ移民数百人が、米当局により性的暴行の対象に
(last modified Sun, 07 Aug 2022 10:11:30 GMT )
8月 07, 2022 19:11 Asia/Tokyo
  • メキシコ移民
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最新の調査によると、過去6年で591人のメキシコ移民が、米移民当局や税関職員により性的暴行・嫌がらせを受けていたことが明らかになりました。

中国・新華社通信によりますと、メキシコ紙ミレニオは、米司法省の内部文書から、移民らが移住申請審査が行われる間に収容される施設内で性的暴行・嫌がらせを受けてていたことが明らかになった、と伝えています。

それによると、大半の事例は民間企業により運営される収容施設の部屋で発生しています。さらにその一部の事例は、移民らをメキシコへ送還するバスの中で発生していると言われています。

同紙はこれらの収容施設に関する97の文書を入手し、それによると米司法省は、2017年から2021年にかけて恒常的に移民局職員が移民らに性的暴行をはたらいていたことを察知したということです。

その中からは、あるメキシコ人女性が、ほか2人の女性とともに3人米移民局職員から性的暴行を受け、妊娠したという事例も発覚しています。

この報道によりますと、弱い立場にあることから多くの被害者は報復を恐れ、事件について公に告発できなかったということです。

 


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