ロシア外相、「ザポリージャ原発の安全のためにあらゆる手段を講じる」
9月 01, 2022 21:16 Asia/Tokyo
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ロシアのラブロフ外相
ロシアのラブロフ外相は、IAEA・国際原子力機関の代表団がウクライナ・ザポリージャ原発を視察したことをうけ、「ロシアはザポリージャ原発の安全確保のため、あらゆる手段を講じる」と述べました。
ロイター通信によりますと、ラブロフ外相は1日木曜、IAEA・国際原子力機関の代表団がウクライナ・ザポリージャ原発を視察したことをうけ、「ロシアは、IAEA視察団が計画を完遂できるよう、あらゆる努力をする」と語りました。
ザポリージャ原発に滞在しているロシア当局者は31日、IAEA視察団は1日朝から視察を開始すると述べました。
IAEA視察団は30日朝ウクライナ入りしていました。
ロシアは今年3月に、欧州最大の原発であるザポリージャ原発を制圧しました。
同原発はウクライナ戦争の最前線からそれほど離れておらず、ここ数週間で複数回にわたり砲撃を受けており、核災害が起こるのではないかという懸念が高まっています。
ザポリージャ原発に関する西側メディアによる印象操作をうけ、ロシア安全保障会議のメドベージェフ副議長は、「ウクライナ当局や西側諸国は、ザポリージャ原発にてチェルノブイリ原発と同様の事故を起こそうとしている」として非難しました。
メドベージェフ氏は、ザポリージャ原発の攻撃にはロシアが関与しているとする西側の非難を否定し、根拠のないものとしました。同氏は、国連もこのような主張を信じていないと強調しました。
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