ヘンリー英王子が自白、「アフガン従軍時に25人を殺害」
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チャールズ英国王の次男ヘンリー王子が、アフガニスタンに従軍していた時期に、計25人を殺害したことを認めました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
1月 07, 2023 18:05 Asia/Tokyo

チャールズ英国王の次男ヘンリー王子が、アフガニスタンに従軍していた時期に、計25人を殺害したことを認めました。

ヘンリー王子は来週発売の回顧録「スペア」

 

ヘンリー王子は来週発売の回顧録「スペア」において、「自分はヘリ操縦士として6度の作戦に参加し、2度にわたりアフガンに派兵された。その中で合計25人殺めたが、これを恥じることも誇ることもない」とつづっています。

また、この回顧録において「戦争の真っ只中、私はこの25人が (アフガンの)人々であると考えず、チェスの駒のようにボードから排除するように標的を消した」としています。

ヘンリー王子はすでに英王室から離脱しており、メーガン妃とともに数々のインタビューに応じドキュメンタリーを発表する中で、英王室に打撃を与えようとしています。

英陸軍に10年間所属したヘンリー王子は2007~08年、12~13年の2度、アフガンに派兵され、2回目の派兵では攻撃ヘリコプター、アパッチの操縦士を務めました。

アフガ二スタンのタリバン政権の幹部の1人、ハッガーニー氏は一連のツイートで、ヘンリー王子の表明に反応し、「あなたが殺害した人々が人間であり、家族があった」と述べています。

また、英王子の行動を戦争犯罪だとし、「事実上、罪なき我々の国民は、あなたの軍と政府の指導者の目から見ればチェスの駒だったが、あなたはゲームに負けた」としています。

なお、タリバン政権のキャリミ報道官もツイッターで、「これらの犯罪はヘンリー王子に限らず、歴史を通じてすべての侵略者が同様の犯罪を犯している。アフガン国民はこれらの犯罪を記憶から消し去ることはない」と述べています。

 


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