仏政治家が警告、「米は欧州での大戦勃発を狙う」

フランスのある政治家が、アメリカはヨーロッパで世界大戦を引き起こそうとしている、として警告を発しました。

アメリカとその同盟国は昨年2月末のウクライナでの戦争勃発以来、この東ヨーロッパの国に数十億ドルの兵器を送付しており、このことはウクライナでの戦火をさらに煽る形となっています。

イルナー通信によりますと、フランスの政治家で、同国の保守政党の愛国者のフロリアン・フィリッポ党首は20日金曜、ツイートを投稿し、アメリカのファルコンら（好戦主義者）はヨーロッパでの世界大戦の勃発を望んでいる、としました。

また、「ファルコンらの圧力により、ヨーロッパ諸国は、ウクライナのゼレンスキー大統領への重火器の供与について、完全にたわ言を口走っている。フランスのマクロン大統領がウクライナに第3世代主力戦車・ルクレールを供与する可能性さえある」としています。

ＥＵのボレル外務安全保障政策上級代表は2ヶ月前、ＥＵはロシアとの戦争での使用を目的としたウクライナへの武器支援によって、自らの兵器備蓄を使いきっていることを求めました。

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