ベネズエラで、米による制裁終了を求めるデモ実施
1月 24, 2023 20:47 Asia/Tokyo
ベネズエラで、同国に対するアメリカの制裁終了を求めるデモが実施されました。
ベネズエラは、2014年からアメリカによる厳格な制裁を受けており、アメリカはベネズエラの政権転覆やその豊富な資源の支配のため、同国に対する制裁の強化から手を引いていません。
イルナー通信によりますと、ベネズエラ全土で23日月曜、同国のペレス・ヒメネス軍事独裁政権の崩壊65年目の記念日に際し、大規模なデモ行進を行われ、自国に対するアメリカの敵対行為や制裁の終了を求めました。
ベネスエラ国民は今回のデモの開催により、再度、同国のマドゥロ大統領への支持を表明しました。
これに関して、マドゥロ大統領は、自身のツイッターアカウントで、「人々は街頭に集結し、ベネズエラに対する犯罪的な制裁の解除を求めている。人々に多くの厳しい結果をもたらした制裁、経済・金融上の圧迫はもう十分である」と投稿しました。
ベネズエラの政府関係者は、同国に対するアメリカの制裁は人道に対する犯罪であり、同国国民の社会的発展や生活必需品・サービスへのアクセスを阻止すると共に、国際法に違反し、民族自決の権利を侵害するとしています。