3月 01, 2023 20:07 Asia/Tokyo

米下院で開かれた、中国の問題を話し合う特別委員会の公聴会で、反戦活動家2人が米国の好戦的姿勢に抗議しました。

米中関係は現在緊張が高まっており、最近もブリンケン米国務長官が、「中国がウクライナ戦争で使用される軍事品のロシアへの提供を検討している」と非難しました。一方、この件については中国とロシアの双方は否定しています。

ファールス通信が1日水曜、報じたところによりますと、公聴会では反戦活動グループ「コードピンク」のメンバーである2人の抗議者が、マクマスター元国家安全保障問題担当大統領補佐官による中国の脅威に関する発言に割り込んで、米国の好戦的姿勢に反対するスローガンを叫びました。

公表された映像では、この2人が「中国は米国の敵ではない」と強調しながら、米国はアジア人に対する憎悪拡散行為をやめるべきだとしました。

 

米下院の中国特別委員会で、反戦活動家が自国の好戦的姿勢に抗議

 

2人の反戦活動家は、すぐに会場の外に連れ出されました。

彼らは、米軍政府および議会が中国と対立・競争するかわりに、世界規模の問題を解決するために互いに協力していくべきだと強調しました。

また、他国の政権交代に干渉するのをやめるよう求めました。

米下院の中国特別委員会は、去年秋の中間選挙で多数派を奪還した共和党が主導し、超党派の賛成で1月に設置が決まった新しい委員会です。

 


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