アフリカ五輪委、ロシアのパリ五輪中立参加を支持

ANOCAアフリカ国内オリンピック委員会連合が、ロシアトベラルーシの選手の中立な立場でのパリ五輪参加への支持を表明しました。

フランス通信によりますと、ANOCAは4日土曜、モーリタニアの首都ヌアクショットで会合を開き、ロシアと同盟国ベラルーシの選手が中立の立場での2024年パリ五輪への参加を支持する決議を満場一致で可決しました。

ロシアとベラルーシはロシアがウクライナでの特殊軍事作戦を開始した昨年2月以降、国際大会から締め出されていますが、IOC国際オリンピック委員会は今年1月、ロシア勢の五輪参加を認める「道筋」を模索していると発表していました。

ANOCAの会長は以前から、ANOCAは「IOCとトーマス・バッハ会長の立場に合わせる」と発言しています。

IOCの方針をめぐっては、ウクライナ五輪委員会のワジム・フトツァイト会長が「許容できない」と反発し、ロシアとベラルーシの選手の出場が認められた場合のボイコットを呼び掛けているほか、西側諸国からも疑問視する声が上がっています。

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