ドイツでコーランが冒涜される
7月 11, 2023 20:38 Asia/Tokyo
ドイツで、コーランが冒涜される事件が起きました。
IRIB通信が11日火曜、報じたところによりますと、ドイツ南西部のモスク前において、イスラム教の聖典コーランが火を放たれ車から投げ捨てられるという事件が起こりました。
報道では、朝の礼拝を行うためにモスクを訪れた人々がこの焼けたコーランを発見し、監視カメラの映像を確認した上で警察に通報したとされています。
イスラム教で神聖視される事物、特にコーランを冒涜する行為は、ヨーロッパの一部諸国で繰り返し行われています。このような行為の最も最近の例には、スウェーデンでコーランが燃やされた事件が挙げられますが、この行為には世界中のイスラム教徒および国際団体が強い反発を示しました。
ドイツ・ケルンに本拠地を置くあるニュースサイトによれば、2022年に同国では、イスラム教徒やイスラム教施設を攻撃する事例が569件発生しています。
これらの攻撃は、インターネットを通じた脅迫文、特定の人物への攻撃、施設や財産の破壊、モスクにペンキをかけたり落書きするなどが大半を占め、関連して25人が負傷したということです。
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