ロシアが新たに西側スパイ追放:英外交官6人を国外退去に
9月 15, 2024 15:31 Asia/Tokyo
ロシアが、イギリスの外交官6人をスパイ容疑により国外追放しました。
パールストゥデイによりますと、ロシア外務省は、同国首都モスクワにあるイギリス大使館に勤務する同国の外交官6人を、スパイ活動を理由に追放したと発表した。ロシア外務省のザハロワ報道官は12日金曜、自国内でのイギリス諜報機関による秘密理の活動を容認することはないとしながら、自国に対する敵対的・非建設的アプローチを止めるよう、イギリス政府に求めました。
続けて、ロシアがそのような行動に対し幾度となく警告してきたことに触れ、「イギリスが取るあらゆる非友好的行動は、ロシア政府の断固とした対処に直面することになるだろう」と強調しました。
そして、「イギリス大使館は、外交関係に関するウィーン条約で定められた制限をはるかに超える行動を取った」と指摘しました。
この件に関しロシア保安局は声明で、反ロシア的な軍事・国際政治状況を促進させるべくイギリス政府が調整を行っていたことを示す資料を入手したと発表しています。
イギリス政府は今年5月初旬、自国に駐在していたロシア武官を追放し、欧州全域でロシアからの脅威が増大しているという口実のもと、同国に対し新たな制裁を開始しました。
一方、アメリカでは今月12日、裁判所が黒人人権活動家4人に対し、ロシアへのスパイ容疑で有罪判決を下しました。
今回の外交官追放措置は、西側諸国が提供した長距離ミサイルをロシアに対し使用する許可をウクライナに与える件についての英米首脳会談のために、イギリスのスターマー首相が訪米している最中に取られました。
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