国連安保理、北朝鮮への新たな制裁決議を採択
12月 01, 2016 17:35 Asia/Tokyo
国連安全保障理事会が、全会一致で北朝鮮に対する新たな制裁を採択しました。
ファールス通信によりますと、国連安保理は、30日水曜、北朝鮮に対する追加制裁決議を採択しました。
中国をはじめとする安保理の15カ国すべてが、北朝鮮の5度目の核実験を受けて要請されていたこの決議に賛成票を投じました。
この決議の目的は、銅、銀、ニッケルなどの北朝鮮からの輸入を禁止し、北朝鮮の鉱物の輸出量を現在の4分の1以上減らすこととされています。
北朝鮮は今年9月、5度目の核実験を行ったことを明らかにしました。
国連は2006年から、核・ミサイル実験の実施を理由に北朝鮮に対する制裁を採択してきました。
国連安保理も最近、理事国に対し、北朝鮮に対する制裁を強化するよう求めました。
こうした中、北朝鮮は、核・ミサイル開発を続け、核の抑止力を追求すると強調しています。
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