イスラムが世界最大の人口を誇る宗教となるのは何年後?
12月 26, 2016 20:42 Asia/Tokyo
世論調査会社ピュー・リサーチセンターの統計によれば、イスラム教は依然として世界で急速に成長している宗教と見なされ、2070年までにキリスト教を追い抜き、世界最大の人口を誇る宗教となるでしょう。
この統計によりますと、現在、世界のキリスト教徒は21億6833万人、イスラム教徒は15億9970万人となっています。こうした中、イスラム教徒の人口は急速に伸びており、2倍の速さで広まっています。
2050年、イスラム教徒の人口は11億6178万人、キリスト教徒は7億4974万人増加し、これによりイスラム教徒がキリスト教徒の数を抜くと見られています。
またヒンズー教は世界で3番目に増えている宗教であり、現在、信者は10億人を超えています。世界で無神論者、無宗教の数が日ごとに減少していることに注目すると、まもなくヒンズー教は無宗教の数を抜くと見られています。無心論者は世俗主義国で増加していますが、人口全体では減少しています。仏教徒も日本や中国で出生率が低下していることから減少しています。
現在、世界の総人口は68億9585万人であり、この数は2050年には90億人を超えると言われています。