韓国、「THAAD配備は土地所有の企業しだい」
1月 17, 2017 20:19 Asia/Tokyo
韓国国防省が、同国内のミサイル迎撃システムTHAADの配備計画の実行は、それを配備する土地を所有する企業の最終的な合意によるとしました。
イルナー通信によりますと、以前、韓国政府とロッテグループの間で交わされていた合意により、THAADは首都ソウルから南東300キロのところにあるロッテグループの所有する土地に配備されることになりました。
韓国国防省の報道官は、16日月曜、声明を発表し、「THAADを配備する敷地の提供に関する文書は今も、ロッテグループの理事会で署名されておらず、これに関して遅れが生じる可能性がある」と語りました。
香港の新聞サウスチャイナ・モーニング・ポストは、「韓国は中国に経済の多くを依存しており、中国人観光客による観光収入が重要であることから、中国の圧力とは無関係ではないようだ」と伝えています。
ロッテグループは、中国や韓国内に多くのチェーン店を有しています。中国の観光客の多くは、これらの店舗で免税で商品を買うことができます。
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