ミャンマーのイスラム教徒支持で、OICが最終宣言
1月 20, 2017 19:46 Asia/Tokyo
ミャンマーのイスラム教徒の問題について話し合うため開かれていたOICイスラム協力機構の外相臨時会合が、最終宣言、決議、声明の三つの文書を発表し、閉幕しました。
OICはマレーシアのクアラルンプールでの19日木曜の特別会合の決議と最終宣言の中で、ミャンマーのイスラム教徒、ロヒンギャ族への暴力と殺害の継続に懸念を表すと共に、ミャンマー政府に対して、国際法、人権法を遵守し、地域に治安を取り戻すために必要な措置を早急に講じるよう求めました。
さらに、「ミャンマー政府は、治安部隊があらゆる差別をやめ、法に沿って行動し、犯罪を犯した人々を処罰することを保障すべきだ」とされています。
クアラルンプールの会合の参加者は、ミャンマー政府に対し、ロヒンギャ族に市民権を与え、国内外のキャンプで暮らす難民の帰還の下地を整えるべきだ、と述べました。
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