4月 26, 2017 16:34 Asia/Tokyo
  • 韓国の人々、アメリカの原子力潜水艦の朝鮮半島配備に抗議

韓国の人々が、アメリカのミサイル迎撃システムTHAADの配備開始と、誘導ミサイルを搭載した原子力潜水艦の朝鮮半島到着に抗議し、集会を開きました。

IRIB通信によりますと、THAADの装備の一部が韓国に入ったことを受け、配備予定地のソンジュでおよそ8000人が抗議集会を開きました。

この地域に通じる一部の道路は完全に閉鎖されています。

韓国の警察は、THAADの配備予定地に集まった抗議者と衝突しました。

アメリカ軍は、THAADの装備の予定地への搬送を開始しました。

中国政府は先ごろ、THAADの韓国配備というアメリカと韓国の決定は、朝鮮半島の緊張を緩和するどころか、拡大することになり、韓国への脅威が増すだろうとしています。

韓国の各地でも、25日火曜、抗議者が集会を開き、「アメリカは艦船を撤退させるべきだ」などと書かれたプラカードを掲げました。

アメリカはこの数日、カールビンソンをはじめとする艦船を朝鮮半島に派遣しています。

こうした中、北朝鮮の国防大臣は、25日、ピョンヤンで開催された朝鮮軍創建85周年の式典で、「北朝鮮は、抑止力としてアメリカに対し、核攻撃を行う用意がある」と語りました。

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