ミャンマーでのイスラム教徒虐殺に、国連とミャンマー政府が加担
10月 17, 2017 22:13 Asia/Tokyo
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ロヒンギャ族
イギリスの新聞ガーディアンが、ミャンマーにおけるロヒンギャ族のイスラム教徒に対する圧制の事実の隠蔽に、国連とミャンマー政府が共謀していたことを明らかにしました。
ガーディアンは17日火曜、「国連は最近、ロヒンギャ族のイスラム教徒の間に広がる飢餓や干ばつに関する報告書を作成していたが、ミャンマー政府の要請によりその公表を取りやめた」と報じています。
また、「6ページにわたる国連の報告は警告的な内容であり、ミャンマーのイスラム教徒の子ども8万人が即時死亡する可能性があることを伝えている」とされています。

今年の8月25日から、ミャンマー西部ラカイン州ではロヒンギャ族のイスラム教徒に対する政府軍の攻撃が激化しています。
この攻撃で、これまでに6000人以上のイスラム教徒が死亡したほか、少なくとも8000人が負傷し、50万人以上が隣国のバングラデシュに避難しています。
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