北朝鮮・朝鮮労働党委員長、朝鮮半島非核化への意思は「変わらず」
北朝鮮のキム・ジョンウン朝鮮労働党委員長が、同国を訪問中のロシアのラブロフ外務大臣との会談で、朝鮮半島の非核化に向けた意思は「変わらず、一貫している」と語りました。
北朝鮮の朝鮮中央通信社によりますと、キム委員長は31日木曜夜、ピョンヤンでのラブロフ外相との会談で、「地域で一部の非建設的な動きがみられるものの、朝鮮半島の非核化に向けた北朝鮮の意向はこれまでどおり変わっておらず、不動である」と述べています。
また、「複数の段階を経ていく中で対立が少しずつ緩和され、建設的な対話による問題の解決策が見出されるよう希望する」としました。
一方、ラブロフ大臣もこの会談で、南北朝鮮の統一に向けたロシアの協力の意向を表明するとともに、キム委員長をロシア訪問に招待しており、北朝鮮はこれを歓迎しています。
キム委員長とラブロフ外相による今回の会談は、地域における緊張緩和、そして北朝鮮との関係改善のもとで実現したものです。
数ヶ月にわたり様々な憶測が飛び交う中、キム委員長は今月12日にアメリカのトランプ大統領とシンガポールで会談することになっています。
アメリカ政府は、北朝鮮に核計画の全面的な停止を要求していますが、政治評論家の間では、北朝鮮は十分な安全保障が得られないうちはこの措置には着手しないだろう、と見られています。
キム委員長のこの発言は、アメリカのポンペオ国務長官の記者会見の数時間後に行われました。
ポンペオ長官は、アメリカを訪問中の北朝鮮の政府高等使節団との会談後、「アメリカの最終目的は朝鮮半島の非核化だ」と語っています。
この数週間において、南北朝鮮の関係は改善に向かっており、この流れは和平交渉の開始とともにさらに継続されると見られています。