国連人権高等弁務官が、ロヒンギャ族のミャンマーへの強制送還に警告
(last modified Wed, 14 Nov 2018 06:57:00 GMT )
11月 14, 2018 15:57 Asia/Tokyo
  • ロヒンギャ族
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国連のバチェレ人権高等弁務官が、バングラデシュに対して、ロヒンギャ族のイスラム教徒2200人をミャンマーに強制送還するのを停止するよう求めました。

ロイター通信によりますと、バチェレ人権高等弁務官は13日火曜、ロヒンギャ族をミャンマーに強制送還した場合、彼らの命は深刻な危機にさらされると警告しました。

また、ロヒンギャ族に対する虐殺や誘拐、拘束など暴力行為の継続に関する報告を受けて取っているとしました。

バングラデシュとミャンマーの間で、ミャンマーに居住していたロヒンギャ族難民の帰還に関する合意が締結されたものの、難民たちは、居住地域における虐殺や治安の悪化が継続しているため、命の安全が保証されていないとして、帰還しようとしていません。

国連の調査委員会は昨年、ロヒンギャ族の虐殺に関して、ミャンマー軍を非難し、軍高官5人に対する裁判を求めました。

2017年8月から、ミャンマー政府と過激派仏教徒により、ロヒンギャ族6000人が死亡、8000人が負傷、およそ100万人が難民としてバングラデシュに逃れています。

 

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