イランと欧州が、原子力分野での協力拡大をめぐり合意
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欧州委員会のカニェテ委員(右)と、イランのサーレヒー原子力庁長官
イランとEUが、「イラン核合意の枠組みによる原子力エネルギーの平和利用に向け、協力を継続、拡大することで合意した」とする声明を発表しました。
イルナー通信によりますと、この声明はベルギー・ブリュッセルで2日間の日程でイランとヨーロッパが参加して行われた、原子力分野の国際協力に関するセミナーの終了に際して発表されました。
声明では、「本セミナーは、原子力エネルギーの平和利用面での協力推進に関するハイレベルでの協議を含む、過去2回のセミナーでの議題を追求する土台となった」としています。
さらに、「セミナーの参加者は、原子力の安全性や放射能漏れに対する安全維持関連の研究・教育に関する一部の共同活動に関して、今後の実施日程を具体化した」としました。
この声明によれば、イランとEUは次回のセミナーをイランで開催することで合意しています。
イランとEUによる第3回原子力協力セミナーは、欧州委員会のミゲル・アリアス・カニェテ委員(エネルギー担当)と、イランのサーレヒー原子力庁長官の出席により、27日火曜まで開催されました。
このセミナーに加えて、ブリュッセルではイランのアラーグチー外務次官とEUのシュミット対外行動庁事務局長が議長を務める中、イランとEUによる4回目のハイレベル級の政治協議も実施されています。
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