国連が、ミャンマーでのロヒンギャ族イスラム教徒の新たな弾圧を懸念
1月 15, 2019 18:03 Asia/Tokyo
国連のPierre Perron報道官が、ミャンマーの政府軍によるロヒンギャ族イスラム教徒への新たな弾圧開始に、懸念を示しました。
イルナー通信によりますと、 Perron報道官は15日火曜、ミャンマー政府に対し、人道支援提供を目的とした、同国西部ラカイン州のロヒンギャ族イスラム教徒への、無条件での接触を求めています。
また、「ラカイン州においてロヒンギャ族の居住する村にアクセスする方法がないことを懸念している。それは、今年に入ってからこの地区の数千人のイスラム教徒が、衝突の衝突の開始に伴い自宅を退去したからだ」と語りました。
ラカイン州でのロヒンギャ族イスラム教徒に対する政府軍や、過激は仏教徒の弾圧と犯罪により、この州では人道上の危機が発生しています。
過去2年間で、過激派仏教徒とミャンマーの政府軍がロヒンギャ族のイスラム教徒を弾圧したことにより、数千人が死亡したほか、およそ100万人が隣国のバングラデシュに避難しています。
国連も、ミャンマー政府軍はロヒンギャ族のイスラム教徒を虐殺しているとしています。
ラジオ日本語のフェイスブックやユーチューブなどのソーシャルメディアもご覧ください。
https://www.facebook.com/ParsTodayJapanese
http://youtube.com/channel/UCXfX6KY7mZURIhUWKnKmrEQ