革命勝利40周年記念日でのイラン国民の反米祝祭に、米大統領が憤激
アメリカのトランプ大統領が、イランイスラム革命勝利40周年記念大行進への同国民の大々的な参加に憤激し、ツイッターでペルシャ語と英語によるメッセージを発しました。
トランプ大統領は11日月曜、これらのメッセージにおいて、改めてイランをテロ支援国家として非難し、「イラン国民は長年にわたり苦痛に喘いでいる」と述べています。
また、アメリカが過去40年間イラン国民に対し行っていた罪や、圧政的な制裁には触れず、イラン人への同情をアピールし、「イラン国民は、よりよい未来を享受する権利がある」と語りました。
アメリカのボルトン大統領補佐官もツイッター上で、「イランの現体制は行動を転換すべきだが、自国の歩むべき道を決定するのは、最終的にはイラン国民次第だ」としています。
さらに、こっけいな主張の中で、「アメリカは、イラン国民の意志を支持し、彼らを後方支援する」と述べました。
ボルトン補佐官は最近、イランイスラム革命は40周年を祝う前に破綻するだろう、と予測していました。
アメリカ大統領とその補佐官による、こうした反イラン的なツイートが’発表されたのは、イランの革命勝利40周年記念大行進の実施が報じられた数時間後のことです。
この記念大行進の最も主要なスローガンは、「アメリカに死を」となっています。
イラン国民はこの盛大な大行進で、従来どおりアメリカを「世界で戦争や危機を引き起こす、悪魔、暴力、卑劣さの具現だとし、トランプ大統領の過剰な要求に屈しないと強調しました。
アメリカCNNは、トップニュースの見出しを「イランイスラム革命が40周年を迎える」とし、この革命記念行進に関するニュースを報じるとともに、「イランはこれまで通り、アメリカや国際的な圧力に屈しない意志を示した」と報じています。
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