アゼルバイジャンとアルメニアがナゴルノカラバフ自治州で衝突
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アゼルバイジャンとアルメニアが、ナゴルノカラバフ自治州で武力衝突し、数十人が死傷しました。
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4月 03, 2016 19:02 Asia/Tokyo
  • アゼルバイジャンとアルメニアがナゴルノカラバフ自治州で衝突

アゼルバイジャンとアルメニアが、ナゴルノカラバフ自治州で武力衝突し、数十人が死傷しました。

1日金曜夜から2日土曜朝にかけて、アゼルバイジャン西部・ナゴルノカラバフ自治州で、アゼルバイジャンとアルメニアの間で武力衝突が発生しました。

アルメニア国防省は2日、「2日の衝突で、アルメニア軍兵士18人が死亡、35人が負傷した」と発表しました。

またアゼルバイジャン国防省も、12人の兵士が死亡したことを明らかにしています。

今回の衝突は、1994年に両国の間で停戦合意が成立して以来、前例のないものでした。

ナゴルノカラバフ自治州でのアゼルバイジャンとアルメニアの衝突に対し、世界がさまざまな反応を見せています。

イラン外務省のジャーベリーアンサーリー報道官は、双方に自制を呼びかけました。

国連のパン事務総長は、ナゴルノカラバフ自治州での武力衝突に深い憂慮を示し、「重火器の使用や民間人を含めた多数の犠牲者に関する報告に懸念をおぼえる」と述べました。

ロシアのプーチン大統領も、2日、ナゴルノカラバフでの緊張の高まりに懸念を示し、衝突の即時停止を求めました。

トルコのユルマズ国防大臣は、「トルコは、アゼルバイジャンとアルメニアの衝突において、アゼルバイジャンを支持する」と語りました。

アゼルバイジャンの内部に位置し、アルメニア系住民が多数を占めるナゴルノカラバフ自治州は、1988年、アゼルバイジャンからの帰属替えを巡る対立が高まりました。

その結果、ナゴルノカラバフと7つの町がアルメニア軍の実効支配下に置かれました。

1994年5月に双方の間で停戦が確立しましたが、この問題を平和的に解決するための欧州安全保障協力機構のミンスクグループによる国際的な仲介も、これまでのところ、実を結んでいません。