EU外交高官が、イラン核合意支援の方針を再確認
6月 17, 2019 18:07 Asia/Tokyo
EUのヘルガ・シュミット欧州対外行動庁(EEAS)事務局長は、先週のテヘラン訪問を踏まえ、主要国とイランの間における核合意をEUとして支援する方針を確認しました。同事務局長は、2015年の核合意成立時に尽力したメンバーです。
ロイター通信が16日日曜、ベルギー・ブリュッセルから伝えたところによりますと、事務局長はテヘランで、合意に対するEUの決意をあらためて伝えたということです。
事務局長はまた、イランとの貿易をドルを介さずに行うため独英仏が新設した特別目的事業体(SPV)である「貿易取引支援機関(INSTEX)の稼動に向けた作業を含め、「イランとの正当な貿易の継続」を可能にするEUの努力についても話し合ったということです。
独・英・仏の3ヶ国は、昨年5月のアメリカ核合意離脱後、イランの経済利益を保障するとし、合意の維持を約束しました。しかし、この3ヶ国は言葉の上でアメリカの行動に対抗を示しているものの、具体的な約束履行において何ら成果をあげていません。
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