ロシア下院が、米ドルへの新たな対抗策を検討
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ロシア下院議員らが、米ドルの影響力の低減と金融分野でのロシアの安定強化を目的に、金地金の取引に対する納税廃止法を検討しています。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
6月 29, 2019 16:12 Asia/Tokyo
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ロシア下院議員らが、米ドルの影響力の低減と金融分野でのロシアの安定強化を目的に、金地金の取引に対する納税廃止法を検討しています。

ファールス通信によりますと、ロシア下院議員らは投資に際し金地金などを米ドルの代替とするという手段を活用することは、ロシア経済や通商においてドルの影響を緩和できるとしました。

金地金・ゴールドの保管に対する納税廃止後は、ゴールドの需要が14倍増加、その結果ロシアは年間50トンものゴールドを購入することになり、これによってドルの力が下がると予想されています。

現在、ロシアでの金の年間需要量は3~4トンとされています。

2019年の統計によれば、ロシア国民は22.3兆ロシアルーブルの銀行貯蓄を有し、1000~1500億ルーブル相当の貴金属を備蓄しているといわれています。

アメリカは、他国を自らの要求に従わせるため、国際的な金融システムや銀行、企業の米ドル依存を強力な手段として利用していますが、こうした行動は国際的に大きく非難されています。

 

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