アメリカで、銀行サービスの利用にも人種差別が存在
8月 15, 2019 04:53 Asia/Tokyo
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アメリカ銀行
アメリカの大手コンサルティング会社、マッキンゼーアンドカンパニーによる調査の結果、同国では人種によって受けられる銀行サービスに違いが存在し、有色人種が受けられる銀行サービスがより少ないことが判明しました。
プレスTVによりますと、14日火曜に発表された、マッキンゼーアンドカンパニーの調査の結果、同国内で白人住民が多数派を占める地域では、平均して人口10万人当たり41の金融機関が存在するものの、有色人種が多い地域では、この数はわずか27にとどまっているということです、
マッキンゼーアンドカンパニーの調査ではまた、アメリカでは銀行サービスの利用に関して黒人が問題に遭遇していることが、同国内での人種間の格差の拡大の理由となっており、彼らは預金ができないとされています。
この調査報告ではまた、アメリカの黒人は預金口座開設など、銀行の一般的なサービスを利用する場合、4万ドルまでしか預金できないことになっている、とされています。
さらに、アメリカの白人家庭の貯蓄は平均して、黒人家庭の10倍に増加している、ということです。
人種差別問題は、来年のアメリカ大統領選挙の関係者にとって重要な問題の1つとなっています。
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