ナイジェリアで、治安部隊がイスラム教シーア派の追悼儀式を襲撃
9月 11, 2019 02:52 Asia/Tokyo
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ナイジェリアで、治安部隊がイスラム教シーア派の追悼儀式を襲撃
ナイジェリアで、治安部隊がシーア派の追悼儀式の行列を襲撃し、この中で数十人に上る死傷者が出ました。
レバノンのニュースサイト・アルアヘドによりますと、ナイジェリア・イスラム運動は、同国の一部地域において10日火曜、政府軍がシーア派3代目イマームホサインの殉教を追悼する行事に参加していた人々に向かって発砲、この中で3人が死亡、数十人が負傷したことを明らかにしました。
ナイジェリア政府軍は、過去にも同国各地においてイマームホサインの追悼行事に参加する群集を襲撃することを繰り返しています。
昨年も、ナイジェリア・ザリアの町で開催されたアーシュラーの儀式に参加していた人々が政府軍に襲撃され、女性1人が殉教しました。
2015年12月13日には、ナイジェリア・シーア派運動のシェイフ・イブラーヒーム・ザクザキ師夫妻が、ザリア市内の宗教施設が政府軍に襲撃された際に負傷、身柄を拘束されています。ナイジェリア政府軍は、宗教施設内に集まっていた群集に向かって発砲、この中でザクザキ師の息子3名を含む大勢の人々が殉教しました。
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